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相続発生を知ったとき、最初にすべきことはこれ!①

2020.10.20 | スタッフBLOG

これまで相続について、必要書類や不動産登記など相続に関する手続きについてご紹介してきましたが、そもそも相続が発生したときにまずすべきことは何なのでしょうか。もしも親や配偶者、兄弟など、自分が相続人の立場となる誰かが突然亡くなったら、ショックを受けたり、現実を受け入れられなかったりするでしょう。そのようななか、気持ちを切り替えるのはむずかしいかもしれませんが、時間は限られていますので、手続きを進めていかなければなりません。
今回は、相続発生を知ったとき、まずすべきことをご紹介します。

 

 

『相続人は誰か?』を確認する

相続が発生したら、まず、誰が相続人となるのかを確認する必要があります。
この手順をとばしてしまうと、後々、実はほかにも相続人がいたことが判明した場合、相続の話し合いがすべてやり直しになってしまう恐れもあるため、重要なステップです。

相続人となりうるのは、以下のAおよびBです。

A. 被相続人の配偶者
B. 被相続人と法律上、血のつながりがある者(血族)

Bでは、(1)子、(2)直系尊属、(3)兄弟姉妹という順序が決まっており、これらが同時に存在する場合、(1)(2)(3)のうち最も順位の早いグループの者だけが相続人となります。
つまり、被相続人に、配偶者と子がおり、被相続人の両親も存命中という場合は、相続人は配偶者と子のみとなるということです。

ほかにも、法律上相続人を確定させるために検討すべき事項はありますが、まずは上記の基本ルールに従って、相続人を確認していく作業を進めましょう。

確認するにあたっては、被相続人の生まれてから死ぬまでの戸籍謄本を取得します
戸籍謄本を取得するには、その人の本籍地の役所に申請しますが、被相続人の本籍地がわからない場合には、被相続人の住民票を取得し、住民票に記載されている本籍地を確認しましょう。
これらの作業を面倒に感じる方も多くいますが、遺産分割調停を申し立てるときには提出を求められるため、必要な作業です。
これらをすべて確認し、いわゆる隠し子などがいないかをチェックしたら、簡単な相続人関係図を作成しておくと、後々便利です。
このようにして、相続人の範囲を確定します。

 

『遺言はあるか?』を確認する

被相続人が、生前に遺言を作成しているケースもあります。
そこで、遺言がありそうな場所については、ひととおり探します。
また、公証役場で遺言公正証書を作成している可能性もあるので、近くの公証役場に行き、『遺言検索システム』を利用して遺言の有無を確認することをおすすめします。

何らかの方法で遺言が見つかれば、それを前提に遺産分割の検討をすることとなりますし、見つからなければ遺産となる財産を調査し、その分け方を検討することになります。

 

 

 

相続人が明らかとなった次のステップとして、次回のブログでは具体的に『相続財産の調べ方』についてご紹介します。

※本記事の記載内容は、2020年10月現在の法令・情報等に基づいています。

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